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3/21 濁川周回

 2020-04-09
少し前のことですが、安倍川支流 濁川のまわりを歩きました。

▼二王山と込岳の間のガレ(『スッペン河内崩』)から望む濁川分水界の2本の尾根
パノラマ_濁川周回

▼三郷川に架かる『湯の森橋』北側の作業用の階段から尾根に取り付く
湯の森尾根_取付

取り付いてすぐはかなりの急傾斜。何かのケーブルが尾根通しに渡してあり手がかりにしたくなりますが、どうにか使わずに登ると残置ロープあって助かります。傾斜はすぐに緩んで、藪っぽいものの歩きやすくなります。

標高660mあたりに二王山がよく見える広場があり、これを過ぎると踏み跡、目印のない密やかな尾根が続きます。雰囲気が次々に変化していくので飽きません。

▼尾根は地形図で見るよりも痩せている印象です
約700mコルの西にて

▼標高770mあたり
標高770m_密林

▼標高930mあたり
笹薮の道_標高930m

標高1100mで地形図の破線路と合流しますが、依然として廃道同然の物静かな道が続きます。

▼1120mピークの100mほど手前、極端に痩せたキレット状の箇所があります。きわどいところには南側に巻道がついてるので気を付ければ大丈夫でした。
1120m峰東_キレット状

1120m西の約1230mピーク、地形図ではこれを巻くように破線が記載されていますが実際にはこの巻道はなく、そのまま尾根通しに歩きました。このあたりから目印のビニールひもがちらほらと見られるようになります。

▼約1230mピーク。獣がいそうな気配
約1230mピーク

その後も痩せ尾根、ちょっとした岩場等ありますが、どれも明瞭な巻道がついており通過に問題はありません。

標高およそ1400mで右手に小規模のガレがあり展望が開けます。地味な眺めではありますが、ここまで鬱蒼とした雰囲気ずくめだったので目を見張ります。

▼濁川左岸のガレ、背後に八紘嶺や七人作の尾根が見える
1400m_右手ガレからの眺望

▼1454m東のコブから先は尾根の両側とも明るい自然林となりよい雰囲気です。
1454mピーク東のコブ

1454m西のコルから約1550mピークへの登り、地形図では左に巻くように破線路がついていますがトラバースは嫌なのでそのまま尾根通しに直登することにしました。1500mあたりまでがザレと落葉の急坂でやや大変です。

▼写真ではなかなか伝わりませんが、滑りやすく登りにくい
1550mへの最後の登り

主稜線に着くと途端に快適なハイキングコースになります。擬木階段や東屋まであります。登山者に会うかも、と思いましたが井川峠まで結局誰とも会いませんでした。

1666mへのハイキングコース

▼1590mガレ(名称不明)からの眺望。以前、ハイキングコースはこのガレ縁を通っていたようですが、崩壊が進んだためか廃道になっており西側に新たに道が付け替えられていました。
1590mガレから富士

▼さらに登って1666m東側のガレ(地形図では雨裂マークであらわされています)からの眺望。すっかり春の空気ですね
1666mピーク近くのガレ

▼1666mピークに図根点。本日の最高点です。
1666m図根点

当初の予定では、ここで来た道を引き返してアツラ沢ノ頭の少し北から伸びる三郷川右岸の破線尾根を下る予定でしたが、コースを変更して井川峠から大代へ下ることにしました。コース変更の理由は大代天神山の三角点を見たくなったからです。

井川峠~一服峠の道は昨年12月にも歩いています("コンヤ沢周回")ので説明は省略します。この区間では2人の山行者とお会いしました。

▼井川峠から沢筋を下る
井川峠から沢筋を下る

▼深沢山再訪
深沢山再訪

深沢山山頂から南南東に伸びる尾根を少し下ってみましたが、ガレから舞い上がる土埃で目が痛くなったので早々と退散しました。踏み跡はあったので林道濁川線に降りられるのかもしれません。

▼深沢山山頂の南南東、崩壊が稜線にまで達しています。
深沢山_稜線まで達するクズレ
昨年12月にも訪れたばかりですが、深沢山のガレの迫力には再度圧倒されました。

一服峠~大代集落間はトラバースが多いよく整備された道です。860mで大代に向け折り返すところからは石垣が多く見られるので、古くからの生活路ではないかと思います。

▼ややザレ気味の所もありますが危険ではありません。
大代への道

▼大代集落手前の痩せたコル『大代首』には階段が渡してあり安全に通過できるようになっています。
大代首にて

大代集落に着きました。綺麗に整備された一面の茶畑と十枚山、そして右のピークが『天神山』です。
大代集落に下る

写真左上に見えるコルから、天神山へ向かいました。

▼大代集落から深沢山を望む
大代より深沢山を望む

天神山は徳川家康公の鷹が育ったという逸話のある山だそうですが、地形図にない林道があちこちに走っており、更には間伐作業?で枝が散乱しているためかなりの殺風景となっていました。

▼三等三角点『天神山』(853.7m)
大代天神山三角点

天神山から東尾根を下り林道天神山線の終点へ。更に尾根通しに明瞭な道を下っていくと標高700mほどで右手に防獣ネットに囲われた若い植林帯が現れます。
植林で登山道が消える

いつものパターンかと思いそのまま防獣ネット沿いに下るといつの間に山腹の急斜面を下っていることに気づき急いで修正、防獣ネットの出入口から若い植林帯を無理矢理突っ切って何とか従来の道と思われるものを見つけました。

▼道が全く不明です。
大代天神山東尾根

あとで航空写真を見たところ、どうやら古い尾根道が植林により寸断されてしまったらしいことがわかりました。ここは道迷い注意です。
▼六郎木に下る。写真中央は『校門橋』。濁川が安倍川に注ぐところに架かっています。
六郎木に下る

まさか天神山からの下りに今回の核心があるとは思いませんでした。急遽ルートを変更したため、下調べが足りていませんでした。反省。

▼トラック図
トラック図_濁川周回

(錦織)
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コメント
今晩は。 ここも歩いていませんね!
天神山から六郎木の間は、道路が開通してから放置されています。 ?年前かな、学校の西、一番急斜面箇所が崩落しました。 道路が修復されるまで大代の子供達は孫佐島キャンプ場へ下り、親の車で学校へ通っていました。 その時、市川屋さん(元市議会議員)から旧道を再開して貰えないかと頼まれたことがあります。 手伝ってくれる人が誰もいなくて、何もできませんでした。 大代の会長さんも、手入れをしていれば、何かの時に役立つんだがと云っていました。 両手を広げた以上の道巾があったそうです。
【2020/04/14 21:25】 | かたやま #- | [edit]
かたやまさん
天神山から六郎木間の道は伐採地で寸断されている標高600~700mの区間を除けばまだしっかりと道形が残っていたので、このまま荒廃していくのは勿体ないですね。生活路としてだけではなく、深沢山へのハイキングコースとしても有用と思うのですが。
【2020/04/18 20:59】 | 錦織 #wVZBCl1k | [edit]












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