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2/2 浅間原・青笹

 2020-02-15
2月2日に安倍奥 浅間原・青笹に登りました。
上りと下りの尾根ではそれぞれ三角点峰を通るようなコースを選びました。

架替工事中の『大河内橋』を渡ってすぐのGSの脇から入山します。
古い生活道のようなものがあり、食器の欠片や空き瓶が落ちています。
暗闇の中をうろうろしていると尾根筋にモノレールがあったので、これに沿って登ることにしました。

▼直登していくモノレールについていくのは大変!
モノレールに沿って登る

▼標高450mほどでやや荒れ気味の茶畑に出ます。
渡村_450m_茶畑

再び林に入り引き続きモノレールを追っていくと、いつの間にか危ういトラバース道になったので適当なところで尾根に逃げます。すぐに、整備された茶畑に出ました。
▼奥のピークが三角点峰『ハンタ』
渡村_茶畑2

▼振り向くと八森山が構える
八森山_構える

茶畑の左奥から再び林に入ります。道があったりなかったりするところを登っていき、『ハンタ』に到着しました。

▼三等三角点『羽田』(746.5m)。眺望のない平凡な山頂ですが、静かで落ち着きます。
三等三角点『羽田』

点名は山名にやや強引に漢字を充てたといったところでしょうか。

三角点を後にして、浅間原を目指します。ハンタの東西に長い山頂を歩いていくと林道(沢山石津線)の終点付近に出ます。
▼林道から青笹を望む
林道沢山石津線より青笹

林道を横切って山腹を登り尾根に乗ろうとしましたが急で登りにくくなったので結局緩やかなところまで迂回することにしました。一般ルートではないと思いますが、踏み跡、赤テープ共にありました。

▼845mコブの東のコルにはぽっかりと穴が空いていました。数人は入れそうな大きさです。
845m東_コブ

ここからすぐにガレのそばを通り過ぎると、等高線が密になりますが南側に巻道(作業道?)がついていて安全に歩けます。これを適当なところで見送って尾根に乗ります(標高950mあたり)。
950m南_トラバース

1264m標高点までは尾根がはっきりしないのっぺりとした植林帯の斜面を延々と登ります。たまに作業道が横切る程度で道らしいものはありませんでした。
1264mPへ_植林帯の登り

▼右手に防獣ネットが見えてくると1264mは近い。ネットの向こう側は自然林で明るい
1264mPピークは近い

1264m~浅間原まではみどりの道でも紹介されている鉄塔の巡視路で、緩やかな道です。あたりはしだいに雪に覆われていきます。浅間原まで、先行者のトレースはなく、あるのは獣の足跡のみでした。

▼何の足跡でしょうか
雪の上の足跡

▼浅間原に到着。標高は1420mほど。2本の送電鉄塔が立っており、大きなパノラマが開けます。
浅間原にて_富士山と鉄塔

▼東側の眺望、砂子山~赤岳~高ドッキョウの稜線の迫力
浅間原_東側

▼こちらは西側の眺望、安倍奥・深南部の山山
浅間原_西側

稜線を北上し、青笹へ向かいます。気持ちのよい稜線歩きを期待したのですが、この日は雪の重みで笹が道を覆い隠しており、道を見つけるのに一苦労。積雪量が中途半端なので、踏み抜きと藪漕ぎを青笹まで延々と繰り返すことになりました。
笹が寝て歩きにくい

▼霧氷
霧氷きれい

▼三等三角点『浅間原』(1498.6m)は雪と笹のせいで所在不明
三等三角点『浅間原』

▼1518mピークは山梨側の地名をとって『大平山』と呼ばれているようです。『湯ノ岳』(浅間原南の1445mピーク)と同様ですね。
大平山山頂

▼青笹まであと少しというところで笹薮の密度はもの凄いことになり一歩進むのにも難儀します。
青笹山頂手前

▼青笹山頂に到着。疲れました。
青笹山頂

200mほど北にはここよりも高い地点(1558m標高点)があるのですが、何故か青笹の山頂はここ。不思議です。

▼南ア方面
青笹から南ア方面

▼1558m標高点『うつろぎ山』からの富士山
うつろぎ山から富士山

引き続き稜線を北上していきます。相変わらずの笹薮の濃さですが、浅間原~青笹間に比べると、ずっと広く刈られた道ですのでまるで遊歩道のようです。今度こそ気持ちの良い稜線歩きとなったのですが、いつの間にか安倍奥上空には雲がわき、寒々しい雰囲気でした。

すっきりした稜線歩きが続く

▼三等三角点『仏谷山』(1503.5m)は登山道から少しばかり西に外れたところにあった
三等三角点『仏谷山』

▼地蔵峠。地形図ではここから北に小さなコブを一つこえた地点(1414標高点)にこの名がついていますね
地蔵峠にて

今日はここで安倍東稜歩きを終えて下りに入ります。下り始めて暫くはトラバースする道が続きます。雪が付いていてやや滑りやすいので気を遣っています。
まさき峠への下り

林道(有東木線)に出て100mほど下りガードレールが途切れたところから再び入山。
すぐに『まさき峠』(1143mコル)があります。

▼藤代へ下る道が気になりますが道中に危険箇所があるようです。葵高原へ下る道も崩壊箇所ありとのことで、林道を歩くことが推奨されています。
まさき峠にて

ここからは一般ルートを外れ、有東木と藤代を隔てる稜線を歩き三角点峰『マトウ山』(『有東木山』ともいう)を経て有東木集落へ下山しました。危険な地形や藪こぎは特になく、道迷いさえしなければ快適に歩けるよい道でしたが、下る方向を間違いやすい箇所がいくつかあり、標識の類もないので読図が必要かと思います。まさき峠の看板にも『通行不可』と書いてありますし、自己責任です。

▼マトウ山の東のコル、破線路が乗越すあたり。気持ちの良い道です。なお、破線路に相当する踏み跡は見つけられませんでした。
有東木山_東のコル

▼三等三角点『有東木』(1043.5m)。山頂は地形図だと1つのピークに見えますが実際には緩やかに2つのピークにわかれていました。
有東木山山頂

▼安倍川西側の山の雰囲気と似ています。
笹薮と植林

▼860標高点南の二重稜線の間にヌタ場
ヌタ場_860m南

▼最後は茶畑に下山しました。安倍奥ではよくあるパターンです。
有東木集落茶畑に下る

▼有東木集落
有東木集落

マイナーな尾根歩き、藪漕ぎ、眺望抜群の稜線散歩と、色々な要素が合わさった山行でした。

▼トラック図
トラック図_浅間原_青笹

(錦織)
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コメント
こんにちは。
新年会の時「景色が良い」と云った場所は、上の茶畑南端でした。
足跡は、テンです。 
浅間原三角点(道の真ん中にあり)付近の道は、笹を幅広く刈っておいたのですが、もう元に戻っちゃったかな?
マトウ山東コルの破線道ですが、北側ガケマーク西の平らな所に大きな炭焼き窯跡があり、そこから藤代へは踏み跡が残っています。 その道を北上すると、650m?付近で真先峠からの道と合流します。 が、500m手前で道が消失するので、モノレール沿いに下ると林道に出ます。
【2020/02/17 15:07】 | かたやま #- | [edit]
かたやまさん

毎度コメントありがとうございます。

・上の茶畑は現役だったのであまり徘徊すると悪いと思い、足早に通り過ぎてしまいました。
・浅間原三角点のあるあたりは、確かにここだけ道が広くなっているなと感じました(写真では鬱蒼とした雰囲気に見えますが)。雪から掘り出せば見つかりそうでしたが、この日はコースタイムを間違えていたのでその時間がありませんでした。
・炭焼き窯跡からコルまでの破線道が残っていればいいですが、いかにも崩壊箇所がありそうな地形ですね。
・藤代の北側の尾根(岩岳の北から伸びる支尾根)も気になります。
【2020/02/19 23:25】 | 錦織 #wVZBCl1k | [edit]
北側の尾根ですが、私は歩いていませんが、何年か前に歩いた者がいます。
一人は、入島の吊橋から入山。もう一人は、藤代集落先で左に分岐する林道終点付近から。
茶畑を通り、850mの平から1001m標高点東の960mのコルへ。1401m峰東にはキレット状の所があり、かなり緊張したとのことです。 又、稜線に出る標高差100m位は、高さ2・3mの猛烈なササ藪です。 かなり前に松浦と「魚魚の里」横の日影沢を遡行したことがあります。その時、雪の重みで下向きに生えているササに大苦戦したことがあります。 途中まで道はあるようですよ。
【2020/02/22 17:07】 | かたやま #- | [edit]
片山さん

やはりこんな尾根にも登る人がいるんですね。キレットがあると聞くと気おくれしてしまいます。先日も奥仙俣から勘行峰へ登ろうとしたところ、キレット状の場所があって引き返しました。
稜線に出る手前はあの笹薮に加えてかなり傾斜もあって大変そうですね。
とりあえず行けるところまで行ってみたいと思います。
【2020/02/25 23:10】 | 錦織 #wVZBCl1k | [edit]












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