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1/3 大野山・勘行峰・大日山 

 2020-01-18
1月3日に、初登りとして安倍奥の勘行峰へ登りました。

大野山・勘行峰・大日山遠望
(大岳より望む)

今回も静かな山歩きを楽しむため、あまり人の入らなそうな安倍中河内川左岸の稜線を歩くルートを登りに選びました。
この稜線には林道(竹ノ沢線)が通っているので、ますます登山の対象になりにくいのだと思います。

▼林道竹ノ沢線の起点から山行開始です。とはいっても尾根は林道で分断されてしまっているので、ここから標高800mあたりまで林道歩きです
林道竹ノ沢線(起点)

▼分断された尾根の一つにしっかりとしたハシゴが架かっていて登れるようになっていたが、作業用だと思うので使用は遠慮する
尾根に作業用はしご

▼マジックアワー
見月マジックアワー

▼長い林道歩きを経て、841m標高点の南まで来ました。長かった
林道、810mあたり

▼草に埋もれ気味のハシゴからやっと入山
ここから入山

841m標高点を経て歩いていくと再び林道に出てしまいます。ここから北の約920mピークまでのなだらかな地形は林道工事中で広く伐採されており、駿河湾まで見渡せる眺めの良い場所になっていました。

▼権七~大岳の稜線。後ろに大棚山~中村山の稜線
伐採地 朝焼け

▼ダイヤモンド見月
ダイヤモンド見月

▼約920mピークにて。ここで林道は右に折れます。勘行峰へは左へ向かいます
約920ピーク

ここからようやく山道っぽくなります。笹薮が少し濃いところもありますが、稜線にはかなり明瞭な道形がついていてこれを辿っていけば笹をかき分ける必要はほとんどありません。結構人の往来があるのかもしれません。テープ等の道標はほとんどありません。

稜線に乗る

▼笹が濃いところも、踏み跡があります
稜線上 笹薮

▼稜線の北側にはガレが多く眺めがいい
ガレから北側

▼こちらは南側の景色
こちらは南側

▼三等三角点『大野山』(1125.2m)。静かな山頂。山頂看板は倒れてからかなりの月日が経っているようでした。
1125m三角点大野山

なお『大野山』とは三角点の点名にすぎず、これが正式な山名かどうかはわかりませんでした。

▼1127mへの登り。林道のせいで痩せ尾根になっていて取付きにくい
1127mへの登り

▼1127mピークを下りコブを一つ越えて林道に下りるとお立ち台のような広場があり、十枚山、二王山の展望台になっていました。
お立ち台からの景色

いくつかのアップダウンを経て稜線を忠実になぞっていくと、このような三叉路に出ました。竹ノ沢線と黒川線の合流点です。

▼口仙俣から上ってきた林道黒川線(右下)が竹ノ沢線に合流
林道黒川線終点

ここから竹ノ沢線はつづら折りに高度を上げていきます。尾根を歩くこともできそうですが計10回ほど林道を横切ることになり厄介...諦めてここからは林道を歩くことにしました。

標高1,250mほどのヘアピンカーブで少し脇道に入ると、坂本川源流の治山現場の最上部に着きます。ここからの景色はなかなかです。

▼南方向の景色。眼下に口坂本温泉が見える
坂本川治山現場1

▼東方向の景色。安倍川沿いの山並み
坂本川治山現場2

▼標高1,280mほどで竹ノ沢線は上りをやめてトラバースし始めます。勘行峰へ向かうためここで脇の軽車道に入ります。
竹ノ沢線と別れる

▼軽車道と言っても、未舗装で大粒の石がゴロゴロ、崩壊気味の箇所もあります
勘行峰への軽車道

▼崖の縁を登っていくような道です
勘行峰への軽車道 景色

勘行峰直下で一般コースと合流しました。トレランコースにもなっており整備された道です。
勘行峰直下で一般ルートと合流

▼勘行峰直下から深南部の山々
深南部

▼三等三角点『勘行』(1449.5m)
三角点勘行

▼勘行峰山頂のすぐそばのあずまやから、南アルプス方面を望むことができます。リバウェル井川スキー場の冬季営業はまだ始まっていませんでした。暖冬の影響で延期されたようです。
リバウェル井川

▼赤石岳 拡大
赤石岳

ここからは安倍川と大井川の分水界である稜線を南下し、大日山を目指します。よく整備されたハイキングコースでした。

▼大日峠(旧)
旧大日峠

▼大日山山頂にて。三等三角点『大日峠』(1,200.6m)。『三角点の話』が書かれた看板がある
大日山山頂

今回は、かつて静岡と井川を結ぶ唯一の道だったという『大日古道』で口坂本へ下山することにしました。大日山から峠近くまで戻ると標識があります。

大日古道は歴史のある道なので、よく整備されているだろうと思っていたのですが、特に上の方は林道で何度も寸断されており、また溝状の道に折れた枝がたくさん溜まっていて歩きにくい箇所もあり、思ったよりぞんざいな扱いを受けているようでした。

▼古道には100mほど間隔を空けて「観音跡」の標柱が立っている。口坂本~大日峠まで、全部で三十三本あるとのことです。写真は三十番
大日古道三十丁

▼写真のように林道で分断されている箇所がいくつもある
大日古道 林道 分断

▼960mあたりの分断箇所で古道の行方がわからなくなり、暫くウロウロしました
960m 大日古道 分断箇所

▼十六番観音跡。茶店の水田跡が残る
十六番 茶店 水田跡


▼口坂本へ下山した。一番観音跡
一番 観音跡

今回の山行、全体的に見て林道に泣かされた山行でした。
大日古道の井川側も歩いてみたいです。

▼トラック図
トラック図_大野山・勘行峰・大日山

(錦織)
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コメント
かたやまさん
なぜかコメントが消えてしまっているようなので記憶を頼りに返信します。

1125m三角点峰は特に目立つピークでもないので、そもそも名前はないのかもしれませんね。
大日古道ですが、口坂本から上って初めて林道に出る地点~民家の擁壁下の間の登山道はわかりにくく、林道を歩きました。みどりの道の冊子でもここは林道を歩くと書いてありますね。
写真の水田跡は十六丁の茶店のそばにあったもので、水呑茶屋跡(標高1,050mあたり?)とは異なるようです。
【2020/01/22 06:22】 | 錦織 #wVZBCl1k | [edit]
本当に消えてますね。
林道を歩く部分は、下ってくると、まず判りませんね! 上る時なら、林道を10m程左に進むと、右に入る踏み跡が残っているはずです。緩やかに登り、途中右に丁仏(今は土台の石積みだけかも)を見て、急な登りになると擁壁下に出ます。ここ道路に出る箇所は、20年前には猛烈な藪になっていました。
十六丁の茶店(標高950m付近の平らな場所だと思いますが)は、60年前には既に建物は無かったように思います。茶碗の欠片だとかが、2・30年前には落ちていたような記憶があります。
水呑茶屋(1060mのヘアピンカーブ南の作業道路の直ぐ峠側)は未だ営業していていましたよ。 当時の横沢から井川への道路は有料だったし、一般家庭で車は持っていないしで、まだ峠越えの人が多かったんでしょう。バスは上落合までありました。
湖畔に降りると手回しのサイレンがあり、それを鳴らすと本村から船が迎えに来てくれました。
これは、現在でも続いているかも。本村の船着き場手前で、水面下に茅葺屋根の家が沈んでいたのを鮮明に覚えています。
因みに千頭へのトロッコ列車は「命の保証はしません」という書面にサインして乗りました。
【2020/01/22 17:24】 | かたやま #- | [edit]
かたやまさん
再度コメントありがとうございました。
・十六丁は尾根を外れた標高860mあたりの平坦地です。
・水呑茶屋跡は池があるだけの空地になっており、この日は気付かず通りすぎてしまいました。こんなところに茶店があったとは驚きです。
・井川湖の対岸交通(宮向⇔本村)は現在もあるようです(土日のみ、冬季運休)。赤旗を掲げて対岸に知らせるシステムだそうです。

>因みに千頭へのトロッコ列車は「命の保証はしません」という書面にサインして乗りました。
・これは乗るのをためらってしまいますね。井川線は土砂崩れでよく通行止めになるので、現在でも状況は変わっていないのかもしれませんが。
【2020/01/26 09:13】 | 錦織 #wVZBCl1k | [edit]












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