新人冬期講習第2段 暴風雪の上高地スノーハイク

 2017-01-15
1月14日
大寒波の来襲により、不要不急の外出を控えるような状況の中、
予定していた雪の天城山から急遽変更し、新雪の上高地に耐寒訓練を兼ねたスノーハイクを計画。
雪による道路通行止めにも準備を整えたうえで、暴風雪の中、新雪のスノーハイクを楽しみました。

まずは、沢渡駐車場からのタクシーの手配。
予約を取ろうと電話したけれど、このような気象条件のためか、
ことごとく断られ、3件目の「アルプスタクシー」さんでやっと確保できました。

上高地に向かおうとする我々に対し、地吹雪のなか
除雪作業中のオペレーターさんからは厳しい言葉も掛けられましたが、
第2駐車場から釜トンネルのゲートまで5人乗車して片道2,900円
急遽借りたスノーシューのサイズ調整をして、行動開始

▼昔の釜トンネルとは全く違い、アイゼンが不要で歩きやすく、新しい釜トンは静かな銀世界への入り口のはずでした。
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▼借りたスノーシューの色とジャケットの色が偶然お揃いで気持ちも高ぶります。
 雪が小降になったものの時折、強風に煽られながらトレースを進みました。
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▼初めてのスノーシューで新雪にはしゃぐ新人
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▼ひたすら暴風雪のなか、消えたトレースに手こずり(楽しみ?)ながら小さなアップダウンを越えてバスターミナルへ
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▼暴風雪を避けて短いランチタイム
このあとの突風で数名が飛ばされそうになり、転倒者も発生。これが稜線だったら一発で滑落事故でした。
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▼目的の河童橋に到着。ここでも突風であわや梓川に落ちそうになりました。
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景色はまったく期待できないため、そそくさと引き返します。
行きにせっかく着けたトレースがもう消えています。
タクシーを呼ぶポイントの大正池に向かい、湖畔に立ち寄ろうとしたら、

▼先頭を進むKさんが新雪に腰までハマりました。
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▼期待が外れた大正池
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▼記念撮影
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▼参考までに期待していた景色は、このはずでした。(写真お借りしました)
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これまでの雪山はいい条件ばかりで、悪天候に備えた装備、技術の確認や経験が不足気味でした。
そんな中、新人さん達には敢えて悪天候を安全な環境下で体験してもらうことを試みてみました。

今回のような気象条件で、
トレースが消えること、あっという間に雪庇が伸びること、トレースを外れると態勢を大きく崩すこと、突風は予告なしにやってくること
マイナス10℃以下での身体の反応、様々な種類の手袋や帽子、バラクラバを試せたこと、交代しながらラッセルの先頭をやったこと、どれも貴重な体験だったと思います。

次回上高地へ行くときは、こんな悪天候にも来てくれた「アルプスタクシー」を予約するつもりです。
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コメント
当初の計画では、黒戸尾根の甲斐駒ケ岳でしたが、
参加予定の新人会員の躍動の笑顔を見て安心しました。

山は逃げません、次回自身が計画立案できるようにレベルアップして、
雪山にリーダーで行けるようにして下さい。

クライミングのトップ・リードと同じく、
山行計画のリーダーも経験の積み重ねです。
【2017/01/15 18:41】 | isobe #- | [edit]
写真を使うのは構いませんが、事前に伝えて下さい。
新たに「上高地トンネル」が出来て、多少は楽に入ることが出来るようになったネ!
道路の往復だけで終わり?
【2017/01/16 16:14】 | かたやま #- | [edit]












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