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3/17 真富士山

 2020-03-28
3月17日、真富士山へ登りました。
今回も三角点ハントのため、横山から踏跡もまばらな尾根を登ることにしました。

▼聖沢川を渡ってすぐ、『急傾斜崩壊危険区域』看板脇の石段から入山
横山聖沢より入山

石段を少し登ると神社のある農道の終点に出、その先は茶畑になっています。
横山 農道終点の神社

茶畑の奥で石段は終わり、道のないところを暫く登っていくといつのまにかえぐれた古い道と合わさります。

▼シダの茂ったところが多い。写真だと道がないように見えるが掘った道がある
シダ茂る尾根

▼三等三角点『横山』(591.0m)。特に苦労なくたどり着きました。
横山三角点

本日の目的は果たせましたが、これでは山行にならないので引き続き登っていきます。

▼横山三角点東のコルにて。地形図で見ると両側からガケが迫っていてあやうい様子ですが、特に問題なし
横山三角点東のコル

674m標高点付近で右手に林道が現れます。横山線の支線と思われますが、尾根の右側をジグザグと登り続けているらしく、この先でも数回尾根を横切っており煩わしく感じました。
674m標高点付近 林道が...

▼ミツマタの群生
ミツマタの群生

▼750mガレからの眺望。遮るものがないのが一番良いですが、木々の間に見える景色もいいなと最近では思うようになりました。
750mガレからの眺望

▼990m小平地にて林道が横切る。この先では林道を見かけませんでした。
990m_林道

約1040mピークはひどい笹薮で通れないので南側を巻いていくと獣道があります。

▼人の気配がなく良い雰囲気です
1040mコブ付近

1028mコルから真富士神社へは道形がありました。

▼ほどよい傾斜が真富士神社まで続きます。
真富士神社への登り

▼1200mで少し傾斜が緩みます。このあと道形に従い左隣の尾根にうつるのがポイント
1200m 休憩

▼真富士神社に到着。馴染みない尾根から知っている場所にいきなり出る時の感動はひとしおです。
真富士神社に到着

ここから第二真富士山まで、みどりの道を歩きます。この山域の整備は踏岳会の担当となっています。
第一真富士山へ

▼第一真富士山(1343m)に到着。富士山は雲に遮られて見えませんでした。
第一真富士山1

▼清水側の山山を見下ろす
第一真富士山2

▼一方、西側の眺望。近年盗伐され眺望が開けたそうです。
第一真富士山3

稜線を北へ、第二真富士山へと向かいます。ヲイ平への下降点である1240mコル(近年、『真富士峠』と呼ばれている)を過ぎるとやせた尾根に変わり、もう一つコルを経て岩っぽい急な登りになります。

▼ステップ状になっているので、ロープに頼らなくても意外と登りやすい
第二真富士山への登り

▼第二真富士山に到着。第一真富士山よりこじんまりした場所で、山頂というより稜線上の通過点という印象を受けます。
二等三角点『刈安』(1401.4m)があります。
第二真富士山山頂

第二真富士山を後にして北に100mほどで主稜線を右に見送って正面の尾根を下ります。一般コースではないと思いますが、分岐には看板があり、この日はトレースまでついていました。

▼明るい広葉樹林の尾根を下る
第二真富士山北尾根を下る

標高1250mで左に曲がると広葉樹林から植林の二重山稜になり、右を下ります。

林道平野線に降りたら終点方向へ少し歩いて凍結注意の錆びた看板裏から再び入山。稜線はすぐに笹で覆われてしまうので一旦北側を巻いて登り返すと『静岡市平野無線中継所』があります。(標高840m)
平野無線

中継所の裏に回り込むと背丈ほどのひどい笹薮!引き返そうとも思いましたが微かな獣道から入っていきます。距離は短いですが傾斜もあり中々大変でした。
平野無線中継所裏の笹薮

▼笹薮を抜けると798標高点東コルのすぐ手前に出ますが、目の前が崖のようになっているので慎重に下ります。
笹薮を抜けた

ここを過ぎてしまえばあとはなだらかで快適な尾根でした。踏み跡もありました。

▼春の訪れを感じる
なだらかな尾根を下る

▼農道に下り安倍川下流を望む
平野_農道に下る

▼真富士山全景。真富士神社北側の険しい崖が目立つ(写真右)。
真富士山全景

この後も林道歩きをなるべく省くため斜面をやや強引に下ると第一登山口からの道と合流しました。第一登山口からの道は現在整備されていませんが道形がはっきりと残っていました。

▼真富士山第一登山口に降りる
真富士山第一登山口

中継所裏の笹薮がかなり大変でしたが、全体的に歩きやすいコースでした。

▼トラック図
トラック図_真富士山周回

(錦織)
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令和2年3月 月例会報告

 2020-03-12
【活動報告】
2/22 岩山
2/23 阿弥陀岳・広河沢左俣
2/24 参謀本部~大岳
2/29 二王山
3/ 7  二王山~込岳
3/7-8 会山行 谷川岳(天神・西黒尾根)

【活動予定】
3/12 赤岳東面
3/18 竜爪山遭難対策会議  19:00 来てこ
3/23 市岳連理事会       19:00 来てこ
3/25 海外トレッキング説明会 19:00 来てこ
4/11 市岳連総会        16:00 クーポール会館

【お知らせ】
・今シーズン南アルプス山小屋はヘリによる荷揚げが出来なくなり、
 食事などの提供が出来そうにない状態です。
・コロナ対策のためクライミングジムは当分個人で対応をしてください。
・次回月例会は、4月 8日(水)19:00~ 北部生涯学習センター第3集会室
・踏岳会総会は、5月13日(水)19:00~ 北部生涯学習センター第3集会室
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2/24 参謀本部山・大岳

 2020-03-11
2月24日、安倍奥 参謀本部山・大岳に登りました。

いずれも安倍中河内川、西河内川にはさまれた山域にあるピークです。
あまりメジャーではないと思いますが、参謀本部山は尖ったピーク、対照的に大岳はずんぐりした山容で結構目立ちます。

▼参謀本部山と大岳(大篠山北の伐採地から望む)
大篠山北の伐採地から大岳と参謀本部


▼奥ノ原地区、『急傾斜地崩壊危険区域』の看板の裏から入山します。ウイスキー蒸溜所のそばです。
奥ノ原_登山口?

すぐに墓地のような場所を通りすぎるといきなり藪っぽい急な登り、これはどうやら尾根から少しずれたところにいると気付き、しばらく模索すると防獣ネットがあり、これに沿って登りました。

▼尾根も道がよくわかりません
奥ノ原からの藪っぽい尾根道

幼木の針葉樹林があって枝が顔にあたるので厄介でしたが、標高350mほどですっきりとした植林帯に変わります。防獣ネット沿いにつけられた道も明瞭です。

▼中河内川上流を望む。標高500m足らずだが、よい眺めと感じる
中河内上流方向を望む_標高470mほど

中河内川、西河内川の分水嶺に乗るとすがすがしい稜線歩き...とはいかず、すぐに背の低い針葉樹林帯、そのあとは雑木林の藪にのまれます。防獣ネットとの絡みもあり、ここはなかなか大変でした。
506.5m三角点南で

藪を抜けると三等三角点『落合村(一)』(506.5m)に到着。中河内川対岸の大段山山頂付近に『落合村』三角点があるので、先日の『俵嶺村(一)』の例と異なりこのナンバリングには意味があります。
506.5m三角点

▼振り返ると大棚山
振り返ると大棚山

▼三角点峰からしばらく雰囲気の良い稜線が続く
596m南のコル

598mピークが近くなると再び藪っぽくなります。防獣ネットの内側は低い針葉樹林の藪、外側は雑木林の藪です。598m北のピークで左に曲がり下り切ったところで一旦林道(権七峠線)に出ます。いきなり開けた場所に出るので感動しました。
林道権七峠線に出合う

▼眼下に腰越集落
眼下に腰越集落

604mの左を巻いて林道歩きを終え山道へ。744mピーク手前では2本の送電線鉄塔を通り過ぎます。

▼2本目の鉄塔からの眺め。『天狗岳』(左)と、このあと登る『大岳』(右)
鉄塔より天狗岳・大岳

▼標高800mあたりから、笹がうるさくなりました。藪っぽいところの多い稜線歩きでしたが笹薮は本日初めて
参謀本部山への笹薮の登り

標高850mほどで林道に出ます。このまま直登せず、この林道を歩いてまずは『権七峠』へ向かいます。

▼法面が崩れて危ないところがあります
権七峠線注意箇所

▼権七峠。名前こそ面白いですが、現在では林道が通る味気ない場所です。このあと写真左の尾根を登り参謀本部山へ向かいました。
権七峠

▼林道が通っているおかげでこんな素晴らしい眺めもあります。参謀本部山は東西南北の4方向に尾根を伸ばすピークですが、いずれも林道により短くカットされているようです(地形図にない林道があります)。少し長めに伸びる西尾根も人工的な痩せ尾根があり通行は危険とのこと。
参謀本部山北側の眺望

▼参謀本部山山頂に到着。二等三角点『上落合』(952.8m)
参謀本部山山頂にて

三角点の管理はかつて存在した参謀本部により行われていたことが山名の由来...といったことが色んなところに書いてありますがそれでは至るところ参謀本部山だらけになってしまうと思うのであまり納得いきません。

ここから、大岳へ向けて長い林道歩きです。稜線も歩けそうでしたが、前半の藪で時間が押していたのでやめました。
林道権七峠線を歩く

965m南のコルで権七峠線を右に送り鍋伏峠線へ(ところで『鍋伏峠』とはどこのことをいうのでしょう?)。
ヘアピンカーブを3回ほどして鍋伏峠線を見送り奥トウベットウ線へ。『トウベットウ』は漢字では『東頭』と書くそうです。
林道は大岳の山頂近くまで続いています。

▼大岳山頂近くの広場からの展望。黄砂(?)のせいか、南アルプスは霞んで見えます
大岳山頂近くから1

大岳山頂近くから2

▼すごい生命力!
大岳山頂近くにて_岩に根を張る木

▼大岳山頂に到着。三等三角点『大嶽』(1108.6m)
大岳山頂にて

▼大岳山頂東面は伐採されており眺め良し。この伐採地は大岳の同定にも役立ちます。
大岳山頂_伐採地

大岳からの下山路は大沢集落奥の茶畑に下る道(かつての井川への路の一つだと思います)が一般的ですが、この日は南尾根を下ることにしました。

はじめは緩やかな傾斜が標高980mに向けて、徐々に急になってゆくので、大岳のお椀を伏せた形を実感することができます。最後の方は笹に覆われたかなりの急斜面、しかも大岩のガケがいくつか隠れており、かなり慎重に下りました。

▼写真ではわかりにくいですがかなり急。この後一面笹に覆われ見通しが悪くなりました。
大岳南尾根の急な下り

標高980mを過ぎると、しばらくは道がありませんが快適な尾根、三重稜線もあり面白いところです。約820mで中電の巡視路といつの間にか合流したあとは道がわかりやすくなりました。

▼910m北のコル。雰囲気が良い
910m北のコル

▼下りの尾根でも、上りと同じく2本の送電鉄塔を通過します。手前から2番目の鉄塔の立つ尾根は先ほど歩いた尾根です
鉄塔から上りの尾根を望む

▼622mから少し下ると炭焼き窯跡
炭焼き窯跡2

このあたりから麓までは古い道がついていました。

▼神社の裏に出ました。
横沢神社に出る

この後、車のある出発地点までとぼとぼ歩いていたところ、親切な方に車で拾っていただけました。ありがとうございました。

『権七峠』『参謀本部山』『鍋伏峠』『トウベットウ』...面白い地名が多く、笹薮、針葉樹、雑木林など、様々な植生の藪に出会え、充実した山行でした。

▼トラック図
トラック図1_参謀本部山・大岳
トラック図2_参謀本部山・大岳

(錦織)
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