FC2ブログ

3/21 濁川周回

 2020-04-09
少し前のことですが、安倍川支流 濁川のまわりを歩きました。

▼二王山と込岳の間のガレ(『スッペン河内崩』)から望む濁川分水界の2本の尾根
パノラマ_濁川周回

▼三郷川に架かる『湯の森橋』北側の作業用の階段から尾根に取り付く
湯の森尾根_取付

取り付いてすぐはかなりの急傾斜。何かのケーブルが尾根通しに渡してあり手がかりにしたくなりますが、どうにか使わずに登ると残置ロープあって助かります。傾斜はすぐに緩んで、藪っぽいものの歩きやすくなります。

標高660mあたりに二王山がよく見える広場があり、これを過ぎると踏み跡、目印のない密やかな尾根が続きます。雰囲気が次々に変化していくので飽きません。

▼尾根は地形図で見るよりも痩せている印象です
約700mコルの西にて

▼標高770mあたり
標高770m_密林

▼標高930mあたり
笹薮の道_標高930m

標高1100mで地形図の破線路と合流しますが、依然として廃道同然の物静かな道が続きます。

▼1120mピークの100mほど手前、極端に痩せたキレット状の箇所があります。きわどいところには南側に巻道がついてるので気を付ければ大丈夫でした。
1120m峰東_キレット状

1120m西の約1230mピーク、地形図ではこれを巻くように破線が記載されていますが実際にはこの巻道はなく、そのまま尾根通しに歩きました。このあたりから目印のビニールひもがちらほらと見られるようになります。

▼約1230mピーク。獣がいそうな気配
約1230mピーク

その後も痩せ尾根、ちょっとした岩場等ありますが、どれも明瞭な巻道がついており通過に問題はありません。

標高およそ1400mで右手に小規模のガレがあり展望が開けます。地味な眺めではありますが、ここまで鬱蒼とした雰囲気ずくめだったので目を見張ります。

▼濁川左岸のガレ、背後に八紘嶺や七人作の尾根が見える
1400m_右手ガレからの眺望

▼1454m東のコブから先は尾根の両側とも明るい自然林となりよい雰囲気です。
1454mピーク東のコブ

1454m西のコルから約1550mピークへの登り、地形図では左に巻くように破線路がついていますがトラバースは嫌なのでそのまま尾根通しに直登することにしました。1500mあたりまでがザレと落葉の急坂でやや大変です。

▼写真ではなかなか伝わりませんが、滑りやすく登りにくい
1550mへの最後の登り

主稜線に着くと途端に快適なハイキングコースになります。擬木階段や東屋まであります。登山者に会うかも、と思いましたが井川峠まで結局誰とも会いませんでした。

1666mへのハイキングコース

▼1590mガレ(名称不明)からの眺望。以前、ハイキングコースはこのガレ縁を通っていたようですが、崩壊が進んだためか廃道になっており西側に新たに道が付け替えられていました。
1590mガレから富士

▼さらに登って1666m東側のガレ(地形図では雨裂マークであらわされています)からの眺望。すっかり春の空気ですね
1666mピーク近くのガレ

▼1666mピークに図根点。本日の最高点です。
1666m図根点

当初の予定では、ここで来た道を引き返してアツラ沢ノ頭の少し北から伸びる三郷川右岸の破線尾根を下る予定でしたが、コースを変更して井川峠から大代へ下ることにしました。コース変更の理由は大代天神山の三角点を見たくなったからです。

井川峠~一服峠の道は昨年12月にも歩いています("コンヤ沢周回")ので説明は省略します。この区間では2人の山行者とお会いしました。

▼井川峠から沢筋を下る
井川峠から沢筋を下る

▼深沢山再訪
深沢山再訪

深沢山山頂から南南東に伸びる尾根を少し下ってみましたが、ガレから舞い上がる土埃で目が痛くなったので早々と退散しました。踏み跡はあったので林道濁川線に降りられるのかもしれません。

▼深沢山山頂の南南東、崩壊が稜線にまで達しています。
深沢山_稜線まで達するクズレ
昨年12月にも訪れたばかりですが、深沢山のガレの迫力には再度圧倒されました。

一服峠~大代集落間はトラバースが多いよく整備された道です。860mで大代に向け折り返すところからは石垣が多く見られるので、古くからの生活路ではないかと思います。

▼ややザレ気味の所もありますが危険ではありません。
大代への道

▼大代集落手前の痩せたコル『大代首』には階段が渡してあり安全に通過できるようになっています。
大代首にて

大代集落に着きました。綺麗に整備された一面の茶畑と十枚山、そして右のピークが『天神山』です。
大代集落に下る

写真左上に見えるコルから、天神山へ向かいました。

▼大代集落から深沢山を望む
大代より深沢山を望む

天神山は徳川家康公の鷹が育ったという逸話のある山だそうですが、地形図にない林道があちこちに走っており、更には間伐作業?で枝が散乱しているためかなりの殺風景となっていました。

▼三等三角点『天神山』(853.7m)
大代天神山三角点

天神山から東尾根を下り林道天神山線の終点へ。更に尾根通しに明瞭な道を下っていくと標高700mほどで右手に防獣ネットに囲われた若い植林帯が現れます。
植林で登山道が消える

いつものパターンかと思いそのまま防獣ネット沿いに下るといつの間に山腹の急斜面を下っていることに気づき急いで修正、防獣ネットの出入口から若い植林帯を無理矢理突っ切って何とか従来の道と思われるものを見つけました。

▼道が全く不明です。
大代天神山東尾根

あとで航空写真を見たところ、どうやら古い尾根道が植林により寸断されてしまったらしいことがわかりました。ここは道迷い注意です。
▼六郎木に下る。写真中央は『校門橋』。濁川が安倍川に注ぐところに架かっています。
六郎木に下る

まさか天神山からの下りに今回の核心があるとは思いませんでした。急遽ルートを変更したため、下調べが足りていませんでした。反省。

▼トラック図
トラック図_濁川周回

(錦織)
タグ :

3/17 真富士山

 2020-03-28
3月17日、真富士山へ登りました。
今回も三角点ハントのため、横山から踏跡もまばらな尾根を登ることにしました。

▼聖沢川を渡ってすぐ、『急傾斜崩壊危険区域』看板脇の石段から入山
横山聖沢より入山

石段を少し登ると神社のある農道の終点に出、その先は茶畑になっています。
横山 農道終点の神社

茶畑の奥で石段は終わり、道のないところを暫く登っていくといつのまにかえぐれた古い道と合わさります。

▼シダの茂ったところが多い。写真だと道がないように見えるが掘った道がある
シダ茂る尾根

▼三等三角点『横山』(591.0m)。特に苦労なくたどり着きました。
横山三角点

本日の目的は果たせましたが、これでは山行にならないので引き続き登っていきます。

▼横山三角点東のコルにて。地形図で見ると両側からガケが迫っていてあやうい様子ですが、特に問題なし
横山三角点東のコル

674m標高点付近で右手に林道が現れます。横山線の支線と思われますが、尾根の右側をジグザグと登り続けているらしく、この先でも数回尾根を横切っており煩わしく感じました。
674m標高点付近 林道が...

▼ミツマタの群生
ミツマタの群生

▼750mガレからの眺望。遮るものがないのが一番良いですが、木々の間に見える景色もいいなと最近では思うようになりました。
750mガレからの眺望

▼990m小平地にて林道が横切る。この先では林道を見かけませんでした。
990m_林道

約1040mピークはひどい笹薮で通れないので南側を巻いていくと獣道があります。

▼人の気配がなく良い雰囲気です
1040mコブ付近

1028mコルから真富士神社へは道形がありました。

▼ほどよい傾斜が真富士神社まで続きます。
真富士神社への登り

▼1200mで少し傾斜が緩みます。このあと道形に従い左隣の尾根にうつるのがポイント
1200m 休憩

▼真富士神社に到着。馴染みない尾根から知っている場所にいきなり出る時の感動はひとしおです。
真富士神社に到着

ここから第二真富士山まで、みどりの道を歩きます。この山域の整備は踏岳会の担当となっています。
第一真富士山へ

▼第一真富士山(1343m)に到着。富士山は雲に遮られて見えませんでした。
第一真富士山1

▼清水側の山山を見下ろす
第一真富士山2

▼一方、西側の眺望。近年盗伐され眺望が開けたそうです。
第一真富士山3

稜線を北へ、第二真富士山へと向かいます。ヲイ平への下降点である1240mコル(近年、『真富士峠』と呼ばれている)を過ぎるとやせた尾根に変わり、もう一つコルを経て岩っぽい急な登りになります。

▼ステップ状になっているので、ロープに頼らなくても意外と登りやすい
第二真富士山への登り

▼第二真富士山に到着。第一真富士山よりこじんまりした場所で、山頂というより稜線上の通過点という印象を受けます。
二等三角点『刈安』(1401.4m)があります。
第二真富士山山頂

第二真富士山を後にして北に100mほどで主稜線を右に見送って正面の尾根を下ります。一般コースではないと思いますが、分岐には看板があり、この日はトレースまでついていました。

▼明るい広葉樹林の尾根を下る
第二真富士山北尾根を下る

標高1250mで左に曲がると広葉樹林から植林の二重山稜になり、右を下ります。

林道平野線に降りたら終点方向へ少し歩いて凍結注意の錆びた看板裏から再び入山。稜線はすぐに笹で覆われてしまうので一旦北側を巻いて登り返すと『静岡市平野無線中継所』があります。(標高840m)
平野無線

中継所の裏に回り込むと背丈ほどのひどい笹薮!引き返そうとも思いましたが微かな獣道から入っていきます。距離は短いですが傾斜もあり中々大変でした。
平野無線中継所裏の笹薮

▼笹薮を抜けると798標高点東コルのすぐ手前に出ますが、目の前が崖のようになっているので慎重に下ります。
笹薮を抜けた

ここを過ぎてしまえばあとはなだらかで快適な尾根でした。踏み跡もありました。

▼春の訪れを感じる
なだらかな尾根を下る

▼農道に下り安倍川下流を望む
平野_農道に下る

▼真富士山全景。真富士神社北側の険しい崖が目立つ(写真右)。
真富士山全景

この後も林道歩きをなるべく省くため斜面をやや強引に下ると第一登山口からの道と合流しました。第一登山口からの道は現在整備されていませんが道形がはっきりと残っていました。

▼真富士山第一登山口に降りる
真富士山第一登山口

中継所裏の笹薮がかなり大変でしたが、全体的に歩きやすいコースでした。

▼トラック図
トラック図_真富士山周回

(錦織)
タグ :

2/24 参謀本部山・大岳

 2020-03-11
2月24日、安倍奥 参謀本部山・大岳に登りました。

いずれも安倍中河内川、西河内川にはさまれた山域にあるピークです。
あまりメジャーではないと思いますが、参謀本部山は尖ったピーク、対照的に大岳はずんぐりした山容で結構目立ちます。

▼参謀本部山と大岳(大篠山北の伐採地から望む)
大篠山北の伐採地から大岳と参謀本部


▼奥ノ原地区、『急傾斜地崩壊危険区域』の看板の裏から入山します。ウイスキー蒸溜所のそばです。
奥ノ原_登山口?

すぐに墓地のような場所を通りすぎるといきなり藪っぽい急な登り、これはどうやら尾根から少しずれたところにいると気付き、しばらく模索すると防獣ネットがあり、これに沿って登りました。

▼尾根も道がよくわかりません
奥ノ原からの藪っぽい尾根道

幼木の針葉樹林があって枝が顔にあたるので厄介でしたが、標高350mほどですっきりとした植林帯に変わります。防獣ネット沿いにつけられた道も明瞭です。

▼中河内川上流を望む。標高500m足らずだが、よい眺めと感じる
中河内上流方向を望む_標高470mほど

中河内川、西河内川の分水嶺に乗るとすがすがしい稜線歩き...とはいかず、すぐに背の低い針葉樹林帯、そのあとは雑木林の藪にのまれます。防獣ネットとの絡みもあり、ここはなかなか大変でした。
506.5m三角点南で

藪を抜けると三等三角点『落合村(一)』(506.5m)に到着。中河内川対岸の大段山山頂付近に『落合村』三角点があるので、先日の『俵嶺村(一)』の例と異なりこのナンバリングには意味があります。
506.5m三角点

▼振り返ると大棚山
振り返ると大棚山

▼三角点峰からしばらく雰囲気の良い稜線が続く
596m南のコル

598mピークが近くなると再び藪っぽくなります。防獣ネットの内側は低い針葉樹林の藪、外側は雑木林の藪です。598m北のピークで左に曲がり下り切ったところで一旦林道(権七峠線)に出ます。いきなり開けた場所に出るので感動しました。
林道権七峠線に出合う

▼眼下に腰越集落
眼下に腰越集落

604mの左を巻いて林道歩きを終え山道へ。744mピーク手前では2本の送電線鉄塔を通り過ぎます。

▼2本目の鉄塔からの眺め。『天狗岳』(左)と、このあと登る『大岳』(右)
鉄塔より天狗岳・大岳

▼標高800mあたりから、笹がうるさくなりました。藪っぽいところの多い稜線歩きでしたが笹薮は本日初めて
参謀本部山への笹薮の登り

標高850mほどで林道に出ます。このまま直登せず、この林道を歩いてまずは『権七峠』へ向かいます。

▼法面が崩れて危ないところがあります
権七峠線注意箇所

▼権七峠。名前こそ面白いですが、現在では林道が通る味気ない場所です。このあと写真左の尾根を登り参謀本部山へ向かいました。
権七峠

▼林道が通っているおかげでこんな素晴らしい眺めもあります。参謀本部山は東西南北の4方向に尾根を伸ばすピークですが、いずれも林道により短くカットされているようです(地形図にない林道があります)。少し長めに伸びる西尾根も人工的な痩せ尾根があり通行は危険とのこと。
参謀本部山北側の眺望

▼参謀本部山山頂に到着。二等三角点『上落合』(952.8m)
参謀本部山山頂にて

三角点の管理はかつて存在した参謀本部により行われていたことが山名の由来...といったことが色んなところに書いてありますがそれでは至るところ参謀本部山だらけになってしまうと思うのであまり納得いきません。

ここから、大岳へ向けて長い林道歩きです。稜線も歩けそうでしたが、前半の藪で時間が押していたのでやめました。
林道権七峠線を歩く

965m南のコルで権七峠線を右に送り鍋伏峠線へ(ところで『鍋伏峠』とはどこのことをいうのでしょう?)。
ヘアピンカーブを3回ほどして鍋伏峠線を見送り奥トウベットウ線へ。『トウベットウ』は漢字では『東頭』と書くそうです。
林道は大岳の山頂近くまで続いています。

▼大岳山頂近くの広場からの展望。黄砂(?)のせいか、南アルプスは霞んで見えます
大岳山頂近くから1

大岳山頂近くから2

▼すごい生命力!
大岳山頂近くにて_岩に根を張る木

▼大岳山頂に到着。三等三角点『大嶽』(1108.6m)
大岳山頂にて

▼大岳山頂東面は伐採されており眺め良し。この伐採地は大岳の同定にも役立ちます。
大岳山頂_伐採地

大岳からの下山路は大沢集落奥の茶畑に下る道(かつての井川への路の一つだと思います)が一般的ですが、この日は南尾根を下ることにしました。

はじめは緩やかな傾斜が標高980mに向けて、徐々に急になってゆくので、大岳のお椀を伏せた形を実感することができます。最後の方は笹に覆われたかなりの急斜面、しかも大岩のガケがいくつか隠れており、かなり慎重に下りました。

▼写真ではわかりにくいですがかなり急。この後一面笹に覆われ見通しが悪くなりました。
大岳南尾根の急な下り

標高980mを過ぎると、しばらくは道がありませんが快適な尾根、三重稜線もあり面白いところです。約820mで中電の巡視路といつの間にか合流したあとは道がわかりやすくなりました。

▼910m北のコル。雰囲気が良い
910m北のコル

▼下りの尾根でも、上りと同じく2本の送電鉄塔を通過します。手前から2番目の鉄塔の立つ尾根は先ほど歩いた尾根です
鉄塔から上りの尾根を望む

▼622mから少し下ると炭焼き窯跡
炭焼き窯跡2

このあたりから麓までは古い道がついていました。

▼神社の裏に出ました。
横沢神社に出る

この後、車のある出発地点までとぼとぼ歩いていたところ、親切な方に車で拾っていただけました。ありがとうございました。

『権七峠』『参謀本部山』『鍋伏峠』『トウベットウ』...面白い地名が多く、笹薮、針葉樹、雑木林など、様々な植生の藪に出会え、充実した山行でした。

▼トラック図
トラック図1_参謀本部山・大岳
トラック図2_参謀本部山・大岳

(錦織)
タグ :

2/11 俵峰周回

 2020-02-28
2月11日、安倍奥 俵峰集落を囲む稜線を周回しました。
俵峰は竜爪と真富士の中間、標高500mほどの山腹にある集落です。

安倍川に架かる『玉機橋』のたもとから尾根に取り付きます。登りはじめはお馴染みの中電さん巡視路です。
玉機橋脇の道に入る

▼石垣の脇を登っていく
石垣の脇を登っていく

すぐに一つ目の鉄塔に着き、ここで巡視路とはお別れとなりますが、藪もなく歩きやすい尾根が続きます。時折左手に荒れた茶畑を見かけるぐらいです。

▼456標高点あたり
456m標高点あたり

三角点峰の『天神山』に近づくとしだいにカヤト等の藪がうるさくなります。天神山の西側は植林が伐採されたせいで日当たりが良くなっているため下草が茂っているようでした。

▼防獣ネットも現れる
天神山直下は藪っぽい

▼振り返ると中々の眺望
天神山直下からの眺望

天神山に到着。既に伐採から数年が経っているようで幼木が育っているので鬱蒼としています。
天神山山頂

▼三等三角点『俵嶺村(一)』(724.2m)。番号が振ってあるものの、この点名の三角点は他にはないはず
三等三角点『俵嶺村(一)』

天神山を後にして、更に稜線を進みます。この辺りは棘のある植物が繁茂しているとの情報があり心配していましたが、藪っぽいものの特に歩きにくいところはありませんでした。

▼天神山東の破線路が通る600mコルの手前に左側(八重沢側)がガレているところがあって少し注意して歩きます。
天神山東方のガレ

『引落峠』まで、これまた特徴のない尾根歩きが続きますが664mピークへかけては幅広の尾根で雰囲気の良いところでした。

▼引落峠にはみどりの道で紹介されている俵峰から大滝経由で真富士山に至る道が横切っています。今日はこのまま正面の尾根を登っていきます。ここは結構な急登です。
引落峠

▼849mピークを過ぎ、短い笹薮を抜けると破線路が横切る『旧引落峠』に着きます。こちらの方が現引落峠よりも峠らしさ(?)がありますが、破線路に相当する道は廃道のようです。
旧引落峠

旧引落峠から真直ぐに登っていこうとするとかなりの急斜面にぶち当たってしまいますので少し左へ巻いて、道のないところを強引に登って再び尾根に乗りました。踏み跡がよくわからず苦労しました。
富士見峠支尾根に乗る途中

▼尾根に乗ると明瞭な道がある
支尾根に乗ると道は明らか

その後も明瞭な尾根道を登っていくと主稜線に合流。左へ曲がってすぐのピークが『富士見岳』(1,078m)です。木々に覆われているものの、やや広い山頂でいくつかの方向に展望が開けています。

▼竜爪と静岡市街
富士見岳より竜爪

▼山頂の北端、というより少し登山道に入ったあたりから富士山がきれいに見えます。
富士見岳より富士

▼南ア方面。『込岳』(写真ほぼ中央の暗色の山)が気になる
富士見岳より南ア

富士見峠からしばらく安倍川東稜を南下します。ほぼ眺望のない植林帯中心の地味な区間です。笹薮が濃いところもありますが、しっかりと刈られており全く問題ありません。

▼955m南のコル、ここはかつて『富士見峠』だったそうですが、現在は『駒引峠』の呼称で統一され、念を押すように3枚も看板が掲げられています。このあたりは稜線に並行して林道が走っています。
富士見峠(現・駒引峠)

▼顔のないお地蔵様。祀られたのは文政六年なので安政の東海地震よりも前ということになる
地蔵_富士見峠

▼本日の下降点である855mピーク南のコルに到着です。こちらが元々は『駒引峠』と呼ばれていたそうですが、現在は『高野』
駒引峠(現・高野)

高野から、野田平に向けて西へ下ります。

▼一本杉(標高800mあたり)
俵峰・野田平分岐の前の一本杉

標高720mほどで俵峰への道を見送った後、林道で分断されわかりにくい箇所が2カ所ほどありますが、その後は麓までしっかりとした道が続きます。なぜか案内標識がほとんどなく、静かな山歩きが楽しめます。

▼標高700mあたりに広場
700mあたり広場

▼溝状の道もあって古道の趣がある
溝状の道_野田平

▼三等三角点『野田平村』(511.9m)
三等三角点『野田平村』

▼伸び放題の茶畑トンネル
茶畑のトンネル


▼思ったより手前で野田平集落に出てしまいました。正面に『宇津峰』
野田平集落と宇津峰

▼電子基準点『静岡2』
電子基準点『静岡2』

意外に歩きやすいコースでやや物足りなさが残りましたが、旧引落峠の静けさ、野田平へ下る尾根の明るい雰囲気などは良かったと思います。

▼トラック図
トラック図_俵峰周回


(錦織)
タグ :

2/2 浅間原・青笹

 2020-02-15
2月2日に安倍奥 浅間原・青笹に登りました。
上りと下りの尾根ではそれぞれ三角点峰を通るようなコースを選びました。

架替工事中の『大河内橋』を渡ってすぐのGSの脇から入山します。
古い生活道のようなものがあり、食器の欠片や空き瓶が落ちています。
暗闇の中をうろうろしていると尾根筋にモノレールがあったので、これに沿って登ることにしました。

▼直登していくモノレールについていくのは大変!
モノレールに沿って登る

▼標高450mほどでやや荒れ気味の茶畑に出ます。
渡村_450m_茶畑

再び林に入り引き続きモノレールを追っていくと、いつの間にか危ういトラバース道になったので適当なところで尾根に逃げます。すぐに、整備された茶畑に出ました。
▼奥のピークが三角点峰『ハンタ』
渡村_茶畑2

▼振り向くと八森山が構える
八森山_構える

茶畑の左奥から再び林に入ります。道があったりなかったりするところを登っていき、『ハンタ』に到着しました。

▼三等三角点『羽田』(746.5m)。眺望のない平凡な山頂ですが、静かで落ち着きます。
三等三角点『羽田』

点名は山名にやや強引に漢字を充てたといったところでしょうか。

三角点を後にして、浅間原を目指します。ハンタの東西に長い山頂を歩いていくと林道(沢山石津線)の終点付近に出ます。
▼林道から青笹を望む
林道沢山石津線より青笹

林道を横切って山腹を登り尾根に乗ろうとしましたが急で登りにくくなったので結局緩やかなところまで迂回することにしました。一般ルートではないと思いますが、踏み跡、赤テープ共にありました。

▼845mコブの東のコルにはぽっかりと穴が空いていました。数人は入れそうな大きさです。
845m東_コブ

ここからすぐにガレのそばを通り過ぎると、等高線が密になりますが南側に巻道(作業道?)がついていて安全に歩けます。これを適当なところで見送って尾根に乗ります(標高950mあたり)。
950m南_トラバース

1264m標高点までは尾根がはっきりしないのっぺりとした植林帯の斜面を延々と登ります。たまに作業道が横切る程度で道らしいものはありませんでした。
1264mPへ_植林帯の登り

▼右手に防獣ネットが見えてくると1264mは近い。ネットの向こう側は自然林で明るい
1264mPピークは近い

1264m~浅間原まではみどりの道でも紹介されている鉄塔の巡視路で、緩やかな道です。あたりはしだいに雪に覆われていきます。浅間原まで、先行者のトレースはなく、あるのは獣の足跡のみでした。

▼何の足跡でしょうか
雪の上の足跡

▼浅間原に到着。標高は1420mほど。2本の送電鉄塔が立っており、大きなパノラマが開けます。
浅間原にて_富士山と鉄塔

▼東側の眺望、砂子山~赤岳~高ドッキョウの稜線の迫力
浅間原_東側

▼こちらは西側の眺望、安倍奥・深南部の山山
浅間原_西側

稜線を北上し、青笹へ向かいます。気持ちのよい稜線歩きを期待したのですが、この日は雪の重みで笹が道を覆い隠しており、道を見つけるのに一苦労。積雪量が中途半端なので、踏み抜きと藪漕ぎを青笹まで延々と繰り返すことになりました。
笹が寝て歩きにくい

▼霧氷
霧氷きれい

▼三等三角点『浅間原』(1498.6m)は雪と笹のせいで所在不明
三等三角点『浅間原』

▼1518mピークは山梨側の地名をとって『大平山』と呼ばれているようです。『湯ノ岳』(浅間原南の1445mピーク)と同様ですね。
大平山山頂

▼青笹まであと少しというところで笹薮の密度はもの凄いことになり一歩進むのにも難儀します。
青笹山頂手前

▼青笹山頂に到着。疲れました。
青笹山頂

200mほど北にはここよりも高い地点(1558m標高点)があるのですが、何故か青笹の山頂はここ。不思議です。

▼南ア方面
青笹から南ア方面

▼1558m標高点『うつろぎ山』からの富士山
うつろぎ山から富士山

引き続き稜線を北上していきます。相変わらずの笹薮の濃さですが、浅間原~青笹間に比べると、ずっと広く刈られた道ですのでまるで遊歩道のようです。今度こそ気持ちの良い稜線歩きとなったのですが、いつの間にか安倍奥上空には雲がわき、寒々しい雰囲気でした。

すっきりした稜線歩きが続く

▼三等三角点『仏谷山』(1503.5m)は登山道から少しばかり西に外れたところにあった
三等三角点『仏谷山』

▼地蔵峠。地形図ではここから北に小さなコブを一つこえた地点(1414標高点)にこの名がついていますね
地蔵峠にて

今日はここで安倍東稜歩きを終えて下りに入ります。下り始めて暫くはトラバースする道が続きます。雪が付いていてやや滑りやすいので気を遣っています。
まさき峠への下り

林道(有東木線)に出て100mほど下りガードレールが途切れたところから再び入山。
すぐに『まさき峠』(1143mコル)があります。

▼藤代へ下る道が気になりますが道中に危険箇所があるようです。葵高原へ下る道も崩壊箇所ありとのことで、林道を歩くことが推奨されています。
まさき峠にて

ここからは一般ルートを外れ、有東木と藤代を隔てる稜線を歩き三角点峰『マトウ山』(『有東木山』ともいう)を経て有東木集落へ下山しました。危険な地形や藪こぎは特になく、道迷いさえしなければ快適に歩けるよい道でしたが、下る方向を間違いやすい箇所がいくつかあり、標識の類もないので読図が必要かと思います。まさき峠の看板にも『通行不可』と書いてありますし、自己責任です。

▼マトウ山の東のコル、破線路が乗越すあたり。気持ちの良い道です。なお、破線路に相当する踏み跡は見つけられませんでした。
有東木山_東のコル

▼三等三角点『有東木』(1043.5m)。山頂は地形図だと1つのピークに見えますが実際には緩やかに2つのピークにわかれていました。
有東木山山頂

▼安倍川西側の山の雰囲気と似ています。
笹薮と植林

▼860標高点南の二重稜線の間にヌタ場
ヌタ場_860m南

▼最後は茶畑に下山しました。安倍奥ではよくあるパターンです。
有東木集落茶畑に下る

▼有東木集落
有東木集落

マイナーな尾根歩き、藪漕ぎ、眺望抜群の稜線散歩と、色々な要素が合わさった山行でした。

▼トラック図
トラック図_浅間原_青笹

(錦織)
タグ :

1/13 ダイラボウ~用宗

 2020-02-04
だいぶ前のことですが、1月13日にダイラボウから駿河湾を目指しました。

▼スタート地点。富厚里集落、荒沢川沿いの車道を歩き富厚里峠へ向かいます。
富厚里地区

▼富厚里峠のダイラボウの登山口は峠よりわずかに岡部側にある。看板が賑やか
富厚里峠_ダイラボウ登山口

ダイラボウ山頂までの登山道はみどりの道。途中で一旦林道(ダイラボウ線)を歩き再び山道に入ると茶畑の脇を歩く所で展望が開けます。
▼中央に藁科川源流の七ツ峰
茶畑_ダイラボウ登山道

▼あっという間にダイラボウ山頂に到着。三等三角点『富厚里村』(560.8m)
三等三角点『富厚里村』

まだ歩き始めたばかりですが、ここが本日の最高点でした。
三角点のある場所は茂みっぽくなっていますが、まわりは足の形をした広場になっていて、ごく低山ながら眺めが良いところです。
ここから眺めの乏しい道が長く続くのでこの景色をよく目に焼き付けておきます。

▼静岡市街。太陽の方向と重なって霞んで見える
ダイラボウから静岡市街を望む

▼ダイラボウから南へ伸びる緩やかな尾根を下り西又峠へ向かいます。よく整備されていて快適であります。
西又峠へ下る

やや急な下りになると、西又峠はすぐそこです。

▼西又峠には県道209号が通る。そこそこの交通量。少し岡部側に歩いてガードレールの途切れているところから再び入山する
西又峠から入山地点

途端に道は荒れた感じになります。それでも随所にテープや看板があります。枝が散らかっていたり倒木があったりして歩きにくいですが、特に危険なところはありません。

▼マイナーコースの雰囲気
西又峠から入山してすぐの場所

▼竹林、荒れた茶畑を多く見かける
竹が道を塞ぐ

少し歩いて静岡市境の稜線につきあたったら左折します。ここから花沢山まで長い市境歩きとなります。
その前に反対方向へ進み近くの三角点に寄りました。
▼三等三角点『野田ノ沢』(354.2m)
三等三角点『野田ノ沢』

分岐まで引き返し、野田沢峠へ向かいます。すぐに急な下りがありますが、そのあとはなだらかなアップダウンがあるのみです。301mピークは巻くように道がついています。

西又峠~野田沢峠間の急な下り

▼野田沢峠に下る直前に展望台がありますが、中途半端な眺めで富士山が何だかこじんまり見えます。
野田沢峠展望台
▼野田沢峠にも車道が通る。開通記念碑には『山峡拓き 緑風爽やか』と書いてある
野田沢峠

車道を横切って再び山中へ入ると少しだけ道の状態が良くなったような気がします。暫く歩くと車の走行音が遠くから微かに聞こえてきます。新東名のトンネルが近くにあるせいでしょう。
▼ここが新東名、岡部トンネルの真上です。何もないところですが、雰囲気がいい
新東名 岡部トンネル 真上

414m標高点で、直進する稜線を見送って左に曲がり、谷へ下っていきます。

下り切ったところが『谷川峠』とも呼ばれるコルで静岡側に飯間谷川源流、岡部側に谷川源流があります。
▼車道が通る富厚里・西又・野田沢とは違って薄暗い峠です。
谷川峠にて

ここから412.4m三角点(ロンショウ)への登り返しは尾根がはっきりしないなかなかの急登です(道形ははっきりしています)。
▼ロンショウ(朝比奈)山頂にて。ここは葵区と駿河区の区境でもあります。新しいベンチが設置されていました。『ロンショウ』とは一体?
ロンショウ

▼三等三角点『朝比奈』(412.2m)。不思議な欠け方をしている
三角点朝比奈

ここからまた一段と道の状態が良くなります。この辺りまで来ると結構人が歩くようで、ロンショウ~明治トンネル真上のコルまで3組の山行者とすれ違いました。

294m標高点を過ぎると左手に整備された茶畑があり、展望が開けます。地味な眺めではありますが、ダイラボウからずっと薄暗いところを歩いてきたので感動します。
294m南茶畑から眺め

▼左が飯間山(481.5m)です
飯間山など

▼三等三角点『岡部』(279.3m)は宇津ノ谷峠へ向けて下りに入るところで少し岡部側に入るとあります。苔の生し方が良い
三等三角点『岡部』

▼宇津ノ谷へ下っていると前方に満観峰が見えました
宇津ノ谷峠への下り

▼なかなかの急斜面を下ると、明治トンネルの真上のコルに到着。古道の趣がある
明治トンネル直上のコル

コルを横切って登るとすぐに地形図にない舗装道に出、これも横切って市境を忠実になぞっていくと荒れた茶畑が現れ、どこを歩けばいいのかよくわかりませんでした。
▼荒れた茶畑の脇を歩く
宇津ノ谷 ヤブ

荒れた茶畑を巻いて通過すると、NTT無線局と宇津之谷トンネルの排煙施設があります。先ほどの舗装道はここに通じていたようです。そして、ここからは踏み跡のはっきりした道になります。
排煙施設北側の道

2つほどのコブを越えるといきなり開けた場所に出ます。蔦の細道です。
つたの細道を横切る

ここから道の状態はもう一段階良くなり、すっかりハイキングコースですので急ぎ足で行きます。
鞍掛峠からの道と合流すると、ほどなくして満観峰に到着しました。

人気の山なので賑わっていましたが、広い場所ですから騒がしい感じはしませんでした。

▼北東方向
満観峰山頂その1

▼西方向を望む。八高山が目立っている
満観峰山頂その2

ダイラボウが見えたらいいなと思いましたが、北方向の展望がききませんでした。

ここから一旦、日本坂峠へ下り最後のピークである花沢山を目指します。
▼四等三角点『一ノ谷』(433.8m)
四等三角点『一ノ谷』

花沢山へ向けた登りは結構急で、長いこと歩いてきた脚には堪えました。
花沢山山頂が近づくと、いくつか景色のよいところがありました。

▼丸子富士。背後の南アルプスは残念ながら雲の中
花沢山山頂近くにて1

▼焼津市街
花沢山山頂近くにて2

▼静岡市街。本日最後の眺望
花沢山山頂近くにて3

▼花沢山は薄暗い山頂。以前は眺望があったそうです。
花沢山山頂

▼三等三角点『日本坂』(449.2m)
三等三角点『日本坂』

長い市境歩きもここで終わり。石部方面へ下ります。
途中から沢へ下りていく道ですが整備されています。

▼用宗海岸で海水に触れてゴール
用宗海岸

西又峠~満観峰まで、段階的に道の状態が良くなっていくのが印象的でした。

▼トラック図
トラック図_ダイラボウ~用宗1
トラック図_ダイラボウ~用宗2

(錦織)
タグ :

大山 ・ 渥美半島トレッキング

 2020-01-19
☆19日渥美半島最高峰、大山登りました。 今回の計画はボルダリング&トレッキング。
 ネットで調べたら、「渥美半島に屋久島を感じる自然がある」との言葉に誘われて訪れました。

▼昨夜は長い時間語り合い有意義な一夜を過ごしました。朝飯は伊勢海老のお味噌汁、美味しかったです。
 民宿磯路からみる大山。快晴です!
20200119-1.jpg

▼和地海岸の西エリアを案内してもらいました。
20200119-5.jpg

▼友人が昨年9月に登った課題名「Furiru」 高さがあったとの事ですが、この課題も下地が埋まっていました。
20200119-3.jpg

▼人が写ると全体像が分かりやすい。トライしたときは高さがある為メンタル面が核心だったとの事。潮の満ち引きで下地の変化が大きいですが、周辺には魅力的なボルダーが点在しているのでいつかまた訪れてみたいです。
20200119-4.jpg

▼今日の目的の大山登山口に向かいます。菜の花と大山。
20200119-6.jpg

▼渥美半島のいたるところに菜の花が咲いています。「渥美半島菜の花まつり」も開催されていて春を感じますね!
20200119-7.jpg

▼あつみ大山トンネル北口の駐車場に車を置き歩き出します。下調べでは、このコースは奇岩の岩が点在しています。
 ボルダリングマットを背負って歩きます。友人と私の登山スタイルです。
20200119-9.jpg

▼歩き出して直ぐにボルダー群が見えてきました。
20200119-10.jpg

▼登山道を離れたところにチャートの岩が点在しています。今回はトレッキング目的なので下見のみですが、来てみて驚きました。
20200119-11.jpg

▼谷周辺にボルダーが点在しています。
20200119-12.jpg

▼ボルダーばかりに目が行きましたが、屋久島を感じることはできたのでしょうか?
20200119-13.jpg

▼展望のいいクチナシ岩を過ぎれば山頂は直ぐです。三角点がある大山山頂。
20200119-14.jpg

▼冬晴れの時は富士山も見えるとの事ですが、雲で見えませんでしたが、御嶽や恵那山、中央アルプス、南アルプスなど大展望です。
20200119-15.jpg

▼個人的には伊良湖が見える海岸線が好きです。
20200119-16.jpg

▼人気のコースなので登山者が多いです。
20200119-17.jpg

▼臍岩(へそ岩)
20200119-18.jpg

▼臍岩から見る大山。
20200119-19.jpg

▼観音の腰掛岩。
20200119-21.jpg

▼彩雲と腰掛岩。
20200119-23.jpg

▼腰掛岩周辺は居心地がいいので大休憩。 マットを持ってきたので周辺のボルダー登ります。
20200119-25.jpg

▼高さがありますがホールドはガバで安心でした。登ったトップから下を見ます。
20200119-27.jpg

▼このボルダーは、センター課題登りました。
20200119-28.jpg

▼狼煙山から大山。
20200119-30.jpg

▼予定では、大岩が点在するコース雨乞山まで行く予定でしたが、夕方には家に帰らなければならないため下山しました。
 雨乞山には達磨岩、弁当岩などありクライマー心を刺激しますが、残念!
20200119-31.jpg

☆渥美半島ボルダリング&トレッキング、充実した山行でした。渥美半島のボルダー案内してもらいましたが、次回もまた来たいと思いました。ロケーションが素晴らしい!

 大山ですが、屋久島感じる森との事ですが、過去に何度も屋久島に行っていますが、岩質は違いますが、奇岩と照葉樹林、幹が生い茂った登山道は屋久島に似ているかもしれませんね。 ボルダリングマットが幹に挟まって歩くには苦労しましたが、楽しい山歩きでした。

(isobe)
タグ :

1/3 大野山・勘行峰・大日山 

 2020-01-18
1月3日に、初登りとして安倍奥の勘行峰へ登りました。

大野山・勘行峰・大日山遠望
(大岳より望む)

今回も静かな山歩きを楽しむため、あまり人の入らなそうな安倍中河内川左岸の稜線を歩くルートを登りに選びました。
この稜線には林道(竹ノ沢線)が通っているので、ますます登山の対象になりにくいのだと思います。

▼林道竹ノ沢線の起点から山行開始です。とはいっても尾根は林道で分断されてしまっているので、ここから標高800mあたりまで林道歩きです
林道竹ノ沢線(起点)

▼分断された尾根の一つにしっかりとしたハシゴが架かっていて登れるようになっていたが、作業用だと思うので使用は遠慮する
尾根に作業用はしご

▼マジックアワー
見月マジックアワー

▼長い林道歩きを経て、841m標高点の南まで来ました。長かった
林道、810mあたり

▼草に埋もれ気味のハシゴからやっと入山
ここから入山

841m標高点を経て歩いていくと再び林道に出てしまいます。ここから北の約920mピークまでのなだらかな地形は林道工事中で広く伐採されており、駿河湾まで見渡せる眺めの良い場所になっていました。

▼権七~大岳の稜線。後ろに大棚山~中村山の稜線
伐採地 朝焼け

▼ダイヤモンド見月
ダイヤモンド見月

▼約920mピークにて。ここで林道は右に折れます。勘行峰へは左へ向かいます
約920ピーク

ここからようやく山道っぽくなります。笹薮が少し濃いところもありますが、稜線にはかなり明瞭な道形がついていてこれを辿っていけば笹をかき分ける必要はほとんどありません。結構人の往来があるのかもしれません。テープ等の道標はほとんどありません。

稜線に乗る

▼笹が濃いところも、踏み跡があります
稜線上 笹薮

▼稜線の北側にはガレが多く眺めがいい
ガレから北側

▼こちらは南側の景色
こちらは南側

▼三等三角点『大野山』(1125.2m)。静かな山頂。山頂看板は倒れてからかなりの月日が経っているようでした。
1125m三角点大野山

なお『大野山』とは三角点の点名にすぎず、これが正式な山名かどうかはわかりませんでした。

▼1127mへの登り。林道のせいで痩せ尾根になっていて取付きにくい
1127mへの登り

▼1127mピークを下りコブを一つ越えて林道に下りるとお立ち台のような広場があり、十枚山、二王山の展望台になっていました。
お立ち台からの景色

いくつかのアップダウンを経て稜線を忠実になぞっていくと、このような三叉路に出ました。竹ノ沢線と黒川線の合流点です。

▼口仙俣から上ってきた林道黒川線(右下)が竹ノ沢線に合流
林道黒川線終点

ここから竹ノ沢線はつづら折りに高度を上げていきます。尾根を歩くこともできそうですが計10回ほど林道を横切ることになり厄介...諦めてここからは林道を歩くことにしました。

標高1,250mほどのヘアピンカーブで少し脇道に入ると、坂本川源流の治山現場の最上部に着きます。ここからの景色はなかなかです。

▼南方向の景色。眼下に口坂本温泉が見える
坂本川治山現場1

▼東方向の景色。安倍川沿いの山並み
坂本川治山現場2

▼標高1,280mほどで竹ノ沢線は上りをやめてトラバースし始めます。勘行峰へ向かうためここで脇の軽車道に入ります。
竹ノ沢線と別れる

▼軽車道と言っても、未舗装で大粒の石がゴロゴロ、崩壊気味の箇所もあります
勘行峰への軽車道

▼崖の縁を登っていくような道です
勘行峰への軽車道 景色

勘行峰直下で一般コースと合流しました。トレランコースにもなっており整備された道です。
勘行峰直下で一般ルートと合流

▼勘行峰直下から深南部の山々
深南部

▼三等三角点『勘行』(1449.5m)
三角点勘行

▼勘行峰山頂のすぐそばのあずまやから、南アルプス方面を望むことができます。リバウェル井川スキー場の冬季営業はまだ始まっていませんでした。暖冬の影響で延期されたようです。
リバウェル井川

▼赤石岳 拡大
赤石岳

ここからは安倍川と大井川の分水界である稜線を南下し、大日山を目指します。よく整備されたハイキングコースでした。

▼大日峠(旧)
旧大日峠

▼大日山山頂にて。三等三角点『大日峠』(1,200.6m)。『三角点の話』が書かれた看板がある
大日山山頂

今回は、かつて静岡と井川を結ぶ唯一の道だったという『大日古道』で口坂本へ下山することにしました。大日山から峠近くまで戻ると標識があります。

大日古道は歴史のある道なので、よく整備されているだろうと思っていたのですが、特に上の方は林道で何度も寸断されており、また溝状の道に折れた枝がたくさん溜まっていて歩きにくい箇所もあり、思ったよりぞんざいな扱いを受けているようでした。

▼古道には100mほど間隔を空けて「観音跡」の標柱が立っている。口坂本~大日峠まで、全部で三十三本あるとのことです。写真は三十番
大日古道三十丁

▼写真のように林道で分断されている箇所がいくつもある
大日古道 林道 分断

▼960mあたりの分断箇所で古道の行方がわからなくなり、暫くウロウロしました
960m 大日古道 分断箇所

▼十六番観音跡。茶店の水田跡が残る
十六番 茶店 水田跡


▼口坂本へ下山した。一番観音跡
一番 観音跡

今回の山行、全体的に見て林道に泣かされた山行でした。
大日古道の井川側も歩いてみたいです。

▼トラック図
トラック図_大野山・勘行峰・大日山

(錦織)
タグ :

12/31 一本杉山

 2020-01-14
だいぶ日が経ってしまいましたが、大晦日に安倍奥の一本杉山(1,235m)に登りました。
大晦日ということであまり疲れたくないので、小さな山行です。

一本杉山は、大光山から安倍川へ下る尾根の一つ、安倍川と関の沢にはさまれた山域にあるピークです。山頂の西にある伐採地は南側から見るととっても目立つため同定しやすいと思います。またこの山域には東峰、戸持、兎作といった標高の高い集落あります。

▼真富士の里より望む一本杉山(伐採地右のピーク)。後ろに八紘嶺。下方に東峰集落も見える
一本杉山(真富士の里から)

▼麓の関の沢橋から望む一本杉山。前日の雨で湿気が多い
一本杉山(関の沢橋から)


梅ヶ島街道、本村バス停あたりから林道(井戸沢線)に入って2つ目のカーブに倉庫があり、この裏から入山します。
東峰登山口

東峰までの道は登山道というよりは生活道です。稜線に乗るまでに2軒ほどの民家を横切ります。また作業道がいくつか分岐しているので一度間違えて入ってしまいました。

▼整備された歩きやすい道
歩きやすい

▼山腹の茶畑から、二王山・込岳
二王山・込岳

▼微動だにしないので置物かと思ったら本物だった
東峰_カモシカ

▼東峰稜線の乗越は徳川軍が武田軍を見張るために陣を張った由緒ある場所で『陣場』と呼ばれるそうですが、特に何もない場所でした。
陣場?

登山道は陣場を越えて反対側に少し下り、民家の敷地内を通った後、稜線の東側を北上しています。ここもきれいに整備されています。

東峰への道

▼右手には十枚山がすぐ目の前に見えます。明るくて雰囲気良し
十枚山目の前に


東峰集落の手前で林道(戸持網掛線)の開設工事のため登山道が寸断されていますが、「まわり道」があります。

▼まわり道
まわり道

東峰集落に到着すると、真っ赤な稲荷神社があり目を引きます。登山道(?)は右の茶畑の脇へ続きます。
東峰 稲荷神社

▼振り返るとこの景色。写真の雰囲気のとおり、この日は年の瀬にも関わらず春の陽気でした。
東峰からの眺望

▼さらに集落の中を登っていくと「海抜1000m 日本一高い茶畑」と銘打った茶畑があります。地形図を見ると確かに標高1,000mです。手軽に登って来ることができましたが、ここからの眺めは最高です。
日本一高い茶畑

日本一高い茶畑から1

日本一高い茶畑から2

日本一高い茶畑を過ぎると集落は終わり、再び林の中へ入っていきます。

▼標識は右を指していますが、直進方向にも踏み跡があったのでそちらに向かいました。特に問題ありませんでした。
大光山案内標識

道を辿っていくと一本杉山頂は踏まずに東側を巻いて大光方面に行ってしまうので、適当なところで一本杉山頂へ向けて登ります。明瞭な道はありませんがどこでも登れます!
一本杉山直下

▼三等三角点『一本杉』(1235.4m)。眺めもなく、薄暗い山頂
一本杉山山頂

辺りは杉だらけですが、『一本杉』の由来になった木は見当たりませんでした。植林される前にはきっとあったのでしょう。

▼西尾根を覗き込んでみると、地形図で見るよりも急勾配に感じた。しかも滑りやすそう。この先に例の伐採地があるはずです
一本杉山西尾根

今日のところはこの尾根を下らず、予定通りに来た道を引き返すことにします。

▼標高1,100mあたりから、往路とは少し違う道を下ってみたところ、ススキの藪があり苦労する。左下に関の沢の堰堤が見える
安倍川と関の沢

稲荷神社まで戻り、林道を歩いて戸持集落へ向かいます。左に深沢山が見えます。この辺りで先ほどの陣場近くの民家のご主人とたまたますれ違ったので少しお話ししました。

東峰林道

▼十枚山と茅葺屋根 戸持集落にて
十枚山と茅葺屋根

▼戸持集落を下る。
戸持集落を下る

▼戸持集落を抜けてもなお古い生活道が麓まで続く
歴史を感じる生活道

山行というより集落めぐりという感じになってしまいましたが、たまにはこういうのもいいかなと思います。
そして、やはり一本杉山の西尾根はいつか歩いてみたいと思いました。

▼トラック図
一本杉山_ルート図

(錦織)
タグ :

12/28 コンヤ沢周回

 2020-01-05
もう年が明けたので昨年のことになりますが、先月28日、安倍奥のコンヤ沢を囲む山々を周回しました。

コンヤ沢俯瞰
(安倍川対岸の十枚山から)

赤水集落の奥、西日影沢右岸の尾根末端から取り付きます。鹿がたくさんいました。
岩混じりの急な尾根で目印等はありませんが、かなりしっかりしたジグザグの道がついており、意外に登りやすい印象でした。

標高950m程、アンテナが立っている開けた場所に出ると、勾配が緩みます。

▼アンテナのすぐ先にガレがあり、山伏~大谷崩方面、大谷川が良く見える。ちょうど夜が明けてラッキー
赤水950mガレからの眺望

ここからは暫く快適な尾根が続きます(道迷いには注意)。

▼植林帯に入ると、どこを向いても同じ景色で下山は大変そう
1,300m植林帯

▼、約1,400mピーク西のコルに到着。コンヤ沢支流のホーキ沢の水音が聞こえます。この辺り、なぜか踏み跡がはっきりしています。このコルには以前『みどりの道』にも含まれていた西日影沢~牛首峠を結ぶ廃道が横切っています。崩壊がひどく数年前に整備をやめたそうです。
金木荒分岐

今日はそのまま尾根づたいに歩き、次のピーク(金木荒ノ頭)を目指します。以前は笹が多かったようですが、すっかり刈られていてやはり歩きやすい道が続きます。

▼金木荒ノ頭のすぐ南東には地形図に載らないほど小さな凹地があり、写真では判りにくいですが池になっています。
池ノ段近くの池

▼この日は凍っていた
池_凍結

▼三等三角点『池ノ段』(1463.0m)(金木荒ノ頭)。『金木荒』の読み方はわかりません
金木荒の頭

▼金木荒ノ頭から西のコルへ下っていくと人工的な広場に出ました
広場

▼大規模な斜面補強が行われているようです。
斜面補強

▼山伏~大谷嶺の稜線
コルからの眺望

この広場から標高1,550mまでの登りが今回の行程では一番の難所でした。尾根が急勾配であることに加え、舗装されているところもあって登れないため、巻き道が付いているのですが、整備されておらず崩壊気味、更に当日は霜柱があって踏むと下に凍結した面があり恐怖を感じました。

▼急登の始まり
急な尾根

▼ザレていて登りづらい
急登_ザレ

▼1,500mあたりで地形図のとおり一旦勾配が緩むが、痩せ尾根があり要注意
1,500m痩尾根

▼急登が終わったところで振り返る
急登終わる

▼1,550mより上は雰囲気が一転して緩やかで広い尾根に変わる
1,650mあたりで

▼カモシカさん
カモシカ

▼1,785m標高点は広いピークで気持ちよい場所。ここで一般登山道と合流した
牛首の頭

ここからは下山までは一般の登山道ですのでひとまずほっとします。とはいっても牛首峠への下りはかなりの急勾配で注意が必要でした。

▼牛首峠への下り
牛首峠への下り

▼牛首峠近くまで下ると林道(勘行峰線)と出合う。光岳が見える
牛首峠より光岳方面

下りきったところで先ほどの西日影沢~牛首峠の廃道らしきものが合流、そこからほんの少し歩けば牛首峠に到着です。

▼牛首峠よりコンヤ沢源頭部を覗き込む。落石の音が頻繁に聞こえる
牛首峠よりコンヤ沢源頭部

牛首峠~井川峠まで、概ね緩やかで広い稜線歩きです。

▼三等三角点『笹山』(1763.2m)
笹山山頂

▼手前に井川湖、奥は駿河湾まで広く見渡せます。
笹山山頂からの眺望

▼笹山から700mほど南東にあるガレ(名前がわかりませんでした)からコンヤ沢流域を見渡す。いつの間にか曇って富士山は見えません。十枚山もガスの中
笹山から南東方向700mほどにあるガレ

▼井川峠にて。標識が賑やか。
井川峠にて

ここで主稜線歩きを終え、安倍川方面へ下っていきます。沢の左岸を高巻きする道が正式なルートですが、沢はほぼ涸れているので沢筋を下っていきます。

井川峠から沢を下る

標高1,500mあたりで高巻きの道が一旦降りてきて沢筋を辿りますが、暫く下るとまた左岸をトラバースする道になります。これを追っていったところ、道幅が狭くなっている箇所(ロープは張ってあります)があり危険を感じたので、一旦引き返し地形図の破線どおり尾根筋を歩くことにしました。この方が安全でした。(トラック図参照)

▼約1,380m鞍部は『木立場』と呼ばれる。ここから深沢山分岐へ登り返す。
木立場

登りきると、白い棒(案内板が落ちて棒だけになってしまったようです)が立っており、ここから南へ行けば深沢山山頂(とされる場所)です。といっても深沢山は南北に細長いピークなので、既に山頂の北端にいると考えることもできます。

▼深沢山山頂看板と図根点。ガレがすぐ後ろまで迫る。三角点は崩落により亡失とのこと
深沢山山頂

▼深沢山山頂はガレの縁にある割に、樹木が成長していて思ったより眺めは良くありませんが、安倍川西側の山々がきれいに見えます。
深沢山山頂からの眺望

▼一服峠への下りでは何度か熊の爪痕を見かける。途中から自然林と植林の境を下る道に変わる
熊爪痕

▼一服峠。直進すれば孫佐島、右に曲がれば大代
一服峠にて

今回は孫佐島へ下ります。急な尾根ですが、整備された道で注意すれば危険なところはありません。マークはやや少なめです。

▼標高1,150mほどで孫佐島への尾根から一旦外れ、トラバースして戻るように道がついている。トラバース途中の谷地形に苔がきれいな場所がある
苔むす場所

▼標高1,000mあたりでガレの縁を通過する。ガレは地形図に示されているよりかなり大きい。コンヤ沢対岸の山が見える。写真中央のピークが金木荒ノ頭
孫佐島への下り 1000m ガレからの眺望

その後も整備された道が麓まで続きましたが、降りたところが民家(施設?)の裏庭のような場所だったので驚きました。これで合っているのでしょうか。

▼コンヤ川(左)が安倍川に流れ込む
コンヤ沢が安倍川へ流れ込む

下山後にしてようやくコンヤ沢そのものを見ることができた、のですが下流側はコンヤ『川』だそうです。残念。

▼最後は赤水の滝を見学
赤水の滝

トラック図
トラック図_コンヤ沢周回

(錦織)
タグ :
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫ 次ページへ ≫